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上田用保管庫

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ペイントツールSAI2用 柔鉛筆ブラシ(旧)

【※こちらは旧バージョンです。最新バージョンのブラシの使用を推奨します】

柔鉛筆(旧)

普段自分が水彩塗りする時に主線に使ってるブラシ。
昔別な人が配布されていた「鉛筆300」ブラシを参考に作ったのでそれなりに似ています。

素早くジグザグに線をひくと途中で途切れたりするので注意(ブラシ形状変えても直りませんでした…「方向:自動」自体の不具合っぽく感じるので今後のアップデートに期待)
あと↑の絵見てわかる通り太すぎると鉛筆じゃなくなる。

ブラシ設定

・筆バージョン

・鉛筆バージョン

ブラシのベースが違うというだけでどちらにしろ鉛筆風の描き味なのは変わらない。筆バージョンの方が描き易い気がする。

テキトー設定なんで濃度とか手ぶれ補正とかその辺は自分の使いやすいように調整しとこう。

ブラシの形状

BMPに変換してbristleフォルダに入れる。
(上の設定では「柔鉛筆.bmp」という名前で入れてます)

ブラシのテクスチャ

SAI用テクスチャ配布するよ - Distortion Destruction Girl

こちらの「コピー用紙」をbrushtexフォルダに入れる。

こういう細かくて荒めにざらざらした紙の質感の系統のテクスチャなら他のテクスチャでも使えます。コントラストが低すぎるテクスチャは使いづらい(SAIのテクスチャ全般に言えることだけど)
描き味が荒く感じたら倍率を下げてみよう。高解像度で描く場合は上げよう。

おまけ

旧SAI用ブラシ設定

旧SAIを使ってる人の方が多い事をたった今思い出したので貼っておきますね…。こっちは筆圧が強いと普通のペンになり鉛筆の描き味が消えるので常に弱めに線をひこう。

ゆっくりMovieMaker3+VoiceroidUtilで簡単にボイスロイド動画を作る

ゆっくりMovieMaker3(以下YMM)って何??

Aviutlより簡単に合成音声ソフト(SofTalk、VOICEROID、CeVIO等)の動画が作れるようになるツール。
「YMMで簡単にシンプル編集→exo形式で出力→Aviutlでexoを読み込み本格的な編集」が基本的な流れ。
操作性はAviutlにとても似ているのでAviutlに慣れてる人にもお勧めしたい。

YMMでボイスロイド動画を作るならVoiceroidUtilも使おう!

元々SofTalk(ゆっくり)用のツールなのでゆっくり動画は簡単に作れるが、ボイロの場合YMMデフォルトのままだとそこまで楽にはならない。

ダウンロード - ルーチェ's Homepage

こちらのVoiceroidUtilを併用する事によって抜群に使いやすくなる。

  1. VoiceroidUtilで喋らせたいボイロを選びセリフを入力する
  2. 「音声保存」ボタンを押す
  3. YMMタイムライン上のカーソルが置かれてる位置に自動的にボイスと字幕と立ち絵のオブジェクトが入る
  4. おわり
ら…らくだー……。
もう二度といちいちボイロでセリフ打った後ファイル名つけて保存してその音声ファイルとテキストファイルをそれぞれ動画編集ツールにドロップ(立ち絵つきの場合さらに対応するキャラの立ち絵貼り付け)とかしなくていいんだ………。
これ以上に字幕つきボイロ動画楽に作れるツールは無いんじゃないだろうか。というかあったら知りたい。
ただ対応していないVOICEROIDもあるのでご注意を。

ダウンロードするもの

前準備手順

  1. 必要なものを全てダウンロード&インストール
  2. Aviutlの「環境設定>システムの設定>最大画像サイズ」を「1280x1280」にする
  3. Aviutlに拡張編集Pluginを入れる
  4. x264guiExを使いAviutlにx264を入れる(無理そうならリンク先参考にしつつ手動で)
  5. x264のエンコード設定をする(設定は投稿する動画投稿サイトによって変わるので調べよう)
  6. ゆっくりMovieMaker3の「キャラクター編集」から使いたいボイロとその立ち絵と字幕を設定
  7. VoiceroidUtilの「設定>ゆっくりMovieMaker連携」の自動選択と追加ボタン自動にチェック、ボイロの名前を上の「キャラクター編集」でつけた名前に設定

ニコニコに投稿した場合コンテンツツリー登録をする

コンテンツツリーに登録する - オンラインヘルプ(ゆっくりMovieMaker3)

キャラ素材を使用した場合
nicotalk&キャラ素材配布所

使っている立ち絵の規約によっては立ち絵も登録。

YMMを使うメリットデメリット

メリット

  • 上記のようにボタン一つで簡単にボイスを動画上の任意の位置に入れられる(VoiceroidUtil併用時)
  • ボイロのボイスと同じ内容の字幕も簡単につけられる
  • 体、眉、目、口といった立ち絵のパーツ単位での切り替えが簡単にできる(※対応した立ち絵が必要)
  • ボイスにあわせて自動的に綺麗な口パクアニメーションがつく(※対応した立ち絵が必要)
  • 口以外にも目の瞬き等のループアニメーションをつけられる(※対応した立ち絵が必要)
  • 立ち絵をフェードインアウトさせたり震わせたりジャンプさせたり簡易的な動きをつけられる
  • Aviutlほど重くなく動画プレビューもサクサク(環境によるかも?)
  • SofTalk(ゆっくり)併用も簡単にやりやすい ちょっとしたモブに使ったり
一見キャラクター立ち絵を喋らせる動画専用ツールに見えるかもしれないが、立ち絵の無い動画にも使えるし十分便利。
もちろん字幕なしで使う事も可能。

デメリット

  • 前準備に結構手間がかかる(特に立ち絵を自作する場合)もちろん一度準備が終われば楽になるが
  • 基本的な編集しかできないので凝った事をやりたかったら最後にAviutlの方でやるしかない
  • 立ち絵以外の素材(一枚画像、音楽、動画)はあまり加工できる項目が少なく物足りない
  • Aviutl編集用に出力したexo形式ファイルはYMMに戻せないため編集が一方通行
  • 一部YMM上のプレビューと実際のAviutl上で表示が違う部分がありAviutlでもちゃんと動いてるかきっちり確認する必要がある(口パクアニメ等)
  • 源暎フォント等対応してないフォントがある(フォント名読み込みの不具合。Aviutlに持っていってからフォント設定し直せば使えるけどめんどいね!)
  • YMM、VUtil、ボイロ(×使うボイロの数)を全部同時に起動しながら編集する必要がある事に抵抗ある人はいるかもしれない

YMM非対応のためAvitul上でやらないといけないこと

  • 字幕を一文字づつ表示
  • 立ち絵以外の画像を拡大、縮小、フェードアウト等のアニメーションさせたり
  • 乗算や加算といった画像合成モード
  • ?や汗といった立ち絵につける動くマーク画像は一応YMMで対応しているが、Avitulでエイリアス(.exa)機能使ったほうが楽と思われる
  • YMMでディレイ・エコーをかけるのはゆっくりのみ対応なのでボイスロイドにはAvitulか音声編集ツールを使おう

実際使ってみた例



だいたい1時間で1分間の立ち絵付きボイロ動画が作れるようになったよ!やったね!
…1時間のうち半分以上は調声してる気がする……。

けつろん

いちいちボイロでセリフ打った後ファイル名つけてフォルダに保存してその音声ファイルとテキストファイルをそれぞれAviutlにドロップとかもう嫌だーーーーって人は使うのを検討してみよう。
立ち絵のパーツ切り替え、口パク、瞬きが楽にやれるようになるオマケつきだ!
解説、実況、ノベルゲーム風どの動画にも使えると思います。

AviUtlで簡単に音に合わせて動く動画を作る

後で動画にするかもしれない。しないかもしれんのでとりあえず簡易的なものだけ。

前準備

使う曲のBPMを調べる(BPM調査必須なもののみ)

途中でBPMが変わる曲はアマリ オススメ シナイ……。

  • 作曲者がBPM公開してる→数値そのまま使う
  • 音MADでよく使われてる曲→音声MADwiki - 曲データ集
  • 上のどっちでもない→解析ツールを使おう

Ackie Sound トップページ
ここのWaveToneで曲読み込む→「解析」ボタン→メニューの「解析」→テンポ解析

音声波形を使って動画を作る

一番楽。初心者向け。
ただAviutlのデフォルトそのままな音声波形はあまりにも音楽系動画で使われすぎて見飽きてしまってる人が多いので、加工したりユーザー配布波形を導入したり何かしらの工夫を入れて使うのを推奨したい。

こういうの公開してる人いるのにあんま使ってる人いないよね…つかおう。


【AviUtl】音に合わせて動くSpectrumRand 5種類【拡張編集】 - Ψ(`∀´)Ψケケケ と (´・ω・`)ショボーン
【AviUtl】サークル型メーターとサークル型音波ゲージ【拡張編集】 - Ψ(`∀´)Ψケケケ と (´・ω・`)ショボーン

BPM同期系スクリプト使って動画を作る(BPM調査必須)

曲のテンポに合わせ延々同じ動きを繰り返す単純なアニメーションが作れる。

自動で音に合わせるスクリプト使って動画を作る

【AviUtl】ABFA04(音に合わせて放射ブラー・方向ブラー・ノイズ)の3種類を配布【拡張編集】 - Ψ(`∀´)Ψケケケ と (´・ω・`)ショボーン
・【AviUtl】音に合わせて図形の軌道が変化する『SpectrumOrbit』2種類を配布【拡張編集】 - Ψ(`∀´)Ψケケケ と (´・ω・`)ショボーン http://madeinpc.blog50.fc2.com/blog-entry-1134.html

ここの「他のABFA系のアニメーション効果」からリンクされてるスクリプトもオススメ。

手動で合わせて動画を作る(BPM調査必須)

ぺらっとした動画にアナログっぽい雰囲気を出す

テクスチャ貼ってアナログっぽくする


Aviutlでアナログっぽくする1 レンズブラーで遠近法+テクスチャ編

アナログっぽい絵のままアニメーションさせて動かすのは難しいので一旦簡素な絵で動画作って後からアナログっぽく加工しようぜ!という話。

1.ラフっぽい線で絵を描きベタ塗り

アニメーションにするため何枚も絵を描く事になるので、時間短縮のため荒い線と荒いベタ塗りでザクっと描く。
後から加工するからある程度はごまかしがきくので気にしない。
でもまぁ何がどれだか判別できる程度の絵にはしとこう。

アニメをどうやって描いてるかは前に作ったこの辺の動画をどうぞ。
AviUtlを手描きアニメーションビューワー代わりに使ってみる - ニコニコ動画:GINZA

今だとファイアアルパカやクリスタでアニメ作成対応してるからそっちで描いた方がいいのかもしれん。

2.遠くにいるキャラや小物にレンズブラー

遠くにあるものほど強めにかける。
いい雰囲気出るけど確か重かった。動画作ってる時は外してエンコードする時だけかけた方がいいかもしれないですね…。

3.後ろの花の模様をぼかし+合成モードを発光かオーバーレイにする

なんか光らせたいものあればやる。 
(わかりやすいよう強めにしてるが実際の動画ではもっと透明度低め)

4.テクスチャ画像を合成モードオーバーレイで重ねる

だいぶアナログっぽくなってきたな!
暗くなったお陰で後ろの花の光の強さも増している。

実際使ったテクスチャはこれ(そのままだと強すぎたんで透明度は50%)

確かここで配布されているGratingをSAIのbrushformに設定したブラシでグリグリして描いた(他のテクスチャも使ってると思うけどわすれた)

真ん中のほうはテクスチャかけたくなかったので透明にしてあります。

青系の色の別なテクスチャをオーバーレイで強めにかけてみたところ。

なんか上のより海底っぽくなる。
自分好みの雰囲気になるまでフリー配布テクスチャ(ブラシ)探して模様や色や色の濃さや透明度試行錯誤してみるといいんじゃないですかね!

5.そしてできた動画

Aviutlでアナログっぽくする2 エッジ抽出を乗算重ね+テクスチャ編

背景が透明な動画オブジェクト(この動画の場合ゆかりさんの立ち絵)を複製し、「エッジ抽出」「拡散光」「ぼかし」をつけ乗算で元の動画の上にに重ねる。
そして一番手前にテクスチャをオーバーレイで重ねる。


凸エッジとシャドーつけて紙のような立体感出すのもいいね!

使ったテクスチャはこちらでございます。
確かXXLOST【INDEX】さんのSAI用テクスチャの「布」を用紙質感に設定し、薄いブラシで淵を塗って作ったもの。
テクスチャをぼかしたり揺らしたり加工する場合は作る動画の一回り大き目サイズに作るのをオススメ。
いつかテクスチャ単独記事書くか…。

ボイスロイドで音MAD(っぽいの)作る

簡易的な説明

音MAD・REAPER解説サイトや動画充実しまくっててそこ見ればいいからあんまり言う事ない。

ボイスロイドを音MAD化するとき主にネックとなるもの

  • 音量小さい(特に結月ゆかり)
  • 合成音声なので声にメリハリがない
  • かけ声が苦手(EXボイス使えば解決するがボイロじゃなくなる)
音量については上の画像で触れた通りBuzMaxi3でそれなりに解決する。

じゃあどーしようね

  • リズム感重視なセリフにしたり
  • 長文早口にしたり
  • 面白い内容のセリフにしたり
  • おそ松さんED
何にしろセリフ選びはすごい重要。
好きなセリフ言わせられるのは一般的な音MADにはないメリット。

というか、あんま作ってる人いないよね…

あってもほぼEXボイスだったりね。つくりづらいのかな。
普通にボイスロイドつかってるのは自分以外だとこの人達ぐらいしか知らない。

あとボカロ曲だけどこれも結構音MAD的にボイロもつかってる。

合成音声ソフトを使ったものは厳密には音MADと呼べないらしいのと、ボイスロイド版音MAD的タグが存在してないので現状探すのも苦労する。
と、言うわけで私が知らないだけでもっとあるのかもしれない。タグが生まれないのを見る限り現状あまり多くはないのは確かだろうが。

タグこうほ

  • ボイロ音MAD
  • ボイロMAD
  • ボイロラップ

ポエトリーリーディング

曲とリズムを合わせない語りを入れた手法についてはタグが存在するらしい。

POEMLOIDとは (ポエムロイドとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

レイヤー合成モードの乗算と陰影の違い




普通に重なるだけなのが乗算。
重なった所がくっきりはっきりするのが陰影。
陰影レイヤで陰つけたほうが模様等にメリハリがつき見やすくなる。
その代わり暗めになる。

ペイントツールSAI2まとめ

引継ぎ

引継ぎ可能なもの

  • テクスチャ…旧SAIと違いフォルダに入ってるものが自動で読み込む形式になる。楽だね!

引継ぎ不可能なもの

  • ブラシ設定

特殊効果の発色

メニュー>キャンバス>特殊効果の発色

ここの設定は「水彩境界」と「用紙質感」によって作られた部分のみ効果がある。
 

  • 通常…デフォルト設定。癖がなく使いやすい。よくわからなかったらこれにしよう。
  • ビビッド…通常より明るく柔らかい色になる。名前の割にそんなに彩度高くならんな!
  • 乗算…通常よりコントラストが高く暗めな色になる。味がある。
  • ディープ…乗算をもっと暗くした感じ。癖が強いが強いだけに使いこなすと良い雰囲気の絵になりそう。元の色からかけ離れた色になってしまうため使うなら最初からこのモードにした状態で絵を描いた方がいい。
  • Ver.1…旧SAIに近い設定。効果が弱い割に彩度が低く灰色っぽくなるのであまりオススメしない。特に薄い色が微妙(小声)
乗算やディープ辺りは水彩向けかもしれん。

SAIで水彩風に見せる工夫

きほん

  1. 水彩や筆やブラシに「にじみ」等のギザギザな形状テクスチャ設定して描く
  2. 水彩境界つける
  3. 描いた絵を乗算か陰影で重ねる
  4. 用紙質感テクスチャつける(レイヤーフォルダに設定すると楽)
  5. おわり

水玉、しぶき





スパッタリングブラシはこちら。

筆跡かすれ(模索中)

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