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ドール「KUKAKA 虫虫カフェ」についてのメモ

中国のドールなせいか日本に情報があまり無かったので書きました。
情報提供してくださったXの皆さんに感謝。

Xのポストはドールの裸や分解された状態のパーツが写っているものはURLリンク、それ以外は埋め込みにしています(後で変更するかも)

メニュー

  • 関連サイト
  • キャラの名前と特徴一覧
  • 着替え・ハンドパーツ交換(ボディパーツの付け替え)方法
  • ドールアイの取り外し方
  • ボディがバラバラになって戻せなくなった時の解決法
  • ヘッドの前後パーツが外れるのを防止する方法
  • 着用できる服や靴
  • 服からボディへの色移りについて
  • メイクの一部(ビビの口元のハチミツなど)を消す方法
  • 購入の仕方
  • ボディのサイズを知りたい
  • ドールアイのサイズを知りたい
  • デフォルトの服はどんな感じ?
  • 自立する?
  • 可動範囲はどれぐらい?
  • ウィッグは付けられる?
  • 虫のモチーフが苦手なんだけど…

関連サイト

 天堂制造Studio(天堂制作studio表記の事もある)はこのドールを制作した中国のアートトイブランド。虫虫咖啡厅は日本語でいう虫虫カフェの中国語表記です。

キャラの名前と特徴一覧

丸括弧内は中国語表記。
※パンダカマキリはおそらくトウトウのリペイント・別衣装版的な立ち位置で、セット販売やブラインドボックス販売には含まれていません。

  • ランラン(兰兰 / lanlan) 水色髪/ピンク瞳/ぱっちり目/口閉じ モデル:チョウ
  • ジュウジュウ(绒绒 / rongrong) 薄ピンク髪/水色瞳/伏目/口閉じ 伏目 モデル:ガ
  • ビビ(咪咪 / mimi) 金髪/金瞳/ぱっちり目/口開け モデル:ミツバチ
  • テイテイ(亭亭 / tingting) 緑髪/緑瞳/伏目/口開け モデル:トンボ
  • トウトウ(棠棠 / tangtang) ピンク髪/ピンク瞳/ぱっちり目/口閉じ モデル:ハナカマキリ
  • キン(小金 / akim) 水色髪/紫瞳/伏目/小さく口開け モデル:コガネムシ
  • リリ(莉莉 / lili)[※シークレット] 薄ピンク髪/ピンク瞳/ぱっちり目/口開け モデル:星の屑
  • パンダカマキリ(熊猫螳螂)[※単体販売] 銀髪/緑瞳/ぱっちり目/口開け

着替え・ハンドパーツ交換(ボディパーツの付け替え)方法

ゴム引き式ドールなのでパーツの付け外し方が一般的なドールや可動フィギュアとは違い、前情報と慣れが必要です。

私は安全ピン、ヘアピン等を使ってゴムを止めてから外しています。

比較的簡単に付け外しできる部位は「ヘッド(首)」「手首(左右2箇所)」「足の前先端部分(左右2箇所)」です。
ヘッドをボディ本体から取り外す時は事前にヘッドの「顔」「前髪」「後ろ髪」の3パーツを分解してから外します。
これら以外の部位は太い針金やヘアピン等の道具を用意し一旦分解して組み立てる必要があるので難易度が高めです。

ドールアイの取り外し方

ボディがバラバラになって戻せなくなった時の解決法

ヘッドの前後パーツが外れるのを防止する方法

私は接続部分にダイソーの粘着タックを入れて固定してます。

よくドールオーナーさんが使われているブル・タックやひっつき虫の方が性能的には良いかも。

長期間入れておくと溶けて除去するのに苦労する事があるらしいので、保管する時は外しておくのをお勧めします。

着用できる服や靴

※写真内のスタンドはオビツのマルチスタンド

セリア

多分これが一番手軽で安い。300円+消費税ぐらいで全身一式揃います。
私の近所の店舗ではサンダル以外推し活コーナーにありました。

  • 上半身:ドル活 ドール用フレアキャミ(全3色)
  • 下半身:ヲタコレ ぬいぐるみコスチューム コーデュロイズボン 大 17cm(多分全2色)
  • 靴:サンダル指サック(文房具コーナー)(全4色)
今回は付けてませんが、キャミを着たまま背中に羽を付ける事ができます。


  • 上半身:ヲタコレ ぬいぐるみ用セーター(多分全2色)
  • 下半身:ドール用かぼちゃパンツ(つや付き版)(全3色)

セーターはぶかぶか気味。

17cmぬいぐるみ小物リュックも背負えます。

これ以外ではジャージなども着れるようです。

市販品(セリア販売品以外)

以下のドールの服が着れるかもしれません。
スカート、ショートパンツ、半袖やノースリーブのワンピース、半袖シャツやブラウス辺りが着せやすいです。
長袖、ロングパンツ、靴下はタイトに作ってあると手足の太い先端部分が入らなくて着れない可能性があります。
靴は近いサイズの靴があまりありません。

  • 実際着せた例がある服: ボニーバニー、ダイソーゆなちゃん、オビツボディ11、ピコニーモ、アンティーユ人魚、シルバニアのお姉さん、シルバニアの女の子(小さめ)、ミディブライス
  • サイズが近いので着れるかもしれない服: シルバニアファミリーのお母さん、ねんどろいどどーる、ピコドー、カプセルドール、リロロ、タオ、キューポッシュ、プチブライス
  • 実際履かせた例がある靴:キキポップ 幼SD(4.5cm前後) 小6分サイズ(※中国のドールのサイズ)
アリエクで2cm×4.5cm前後の靴を買ってみたのでこちらに書きました。

服からボディへの色移りについて

色移りがしやすいボディらしいです。
しかもデフォルト服も公式販売されている別衣装も濃い色ばかりな上ボディ単体販売無し。
保管する時は服を脱がすか、薄い色の衣装を用意して着せるしかないようです。
一部分だけなら服かボディに薄い色のマスキングテープを貼る手もあります。

(濃い色の服のドールボディへの色移り問題の解決策については色んなオーナーさんが試行錯誤していますので、Web検索して探してみるのをお勧めします)

塗装剥げについて

髪の塗装が薄いらしく、剥げやすいです。
私の場合よくテーブルの上に寝かせて置いていたせいかテーブルと接触する髪の先端部分が剥げて白くなってました。

防止策は硬い所に寝かせる時は布などの上に置く、保管する時に塗装されたパーツを布などに包んで保管する等。
他にはつや消しトップコートを吹いて保護する方法もありますが、正しいやり方を覚えて慎重にやらないと失敗して白い水玉の斑点が付く事があるので注意してください。

トップコートに失敗した場合は食器用洗剤を溶いた水の中にしばらく浸してから歯ブラシ等で磨くのをお勧めします。
紙やすりは2000番を使っても塗装が剥げるので注意。

塗装剥げの修復方法はフィギュア向けのものが参考になると思います。

リンク先にも説明がありますが、自分で塗料を使って塗装すると簡単に剥げてしまうので最後にトップコート保護が必須です。

メイクの一部(ビビの口元のハチミツなど)を消す方法


─ 以下主に未購入者向けの情報 ─

購入の仕方

価格は店(売り手)や時期によって変動するので各自調べてみてください。時期によっては販売されてない事もあります。
中国のサイトで検索しても商品が出てこない場合は「虫虫咖啡厅」という中国語表記のワードを使うのをお勧めします。
一部の購入者さんから欠品や破損報告もあるため、購入したらドール一式セットがちゃんと揃っているかどうか要確認。

開封動画について

中国のドールを販売している店は商品に何か問題があって返品する時に開封動画が必要になる事が多いです。
Hermeow's Shopさん等の日本の代理販売店でも海外のルールに沿ってるため必要となります。
商品が届いたら念のため開封している場面を撮影すると良いでしょう。
最低限スマホ+100均等で売られているスマホ用の三脚があれば撮影できます。
細かいパーツも含め商品の全体を360度カメラに映るように撮るのをお勧めします。

日本のネット通販ショップで買う

正規代理販売店。日本の店じゃないと不安な人向け。
6体セットかブラインドボックス(ランダム)1体(どちらもシークレットが入るかどうかは運次第)で販売。
店によっては別衣装やパンダカマキリ版の単体販売もあり。

中国のネット通販ショップで買う

AliExpress、淘宝網など。
日本の店と違い指定したドールを購入できるのが利点。価格は高いですがシークレットも選べます。
偽物を販売している店もあるらしいので信頼できそうな店を選ぶのをお勧めします(極端に安い店は避ける、フォロワー数が多く肯定的なレビュー率が高い店を選ぶ、など)
私はAliExpressのTICIFY Storeというショップで購入しました。

日本のサイトと違って一部機械翻訳っぽい分かりづらい文章があったり英語表記の部分があったりするので人によっては買いづらいと感じるかもしれません。

購入代行サービスを利用する

特典が色々付いたり全キャラセットにシークレットが確実に入っていたりするクラウドファンディング版(現在販売終了)を購入する場合こちらが使われる事が多いらしいです。
自力で中国で買い物するのが不安な人にもお勧め。

フリマアプリを利用する

個人による中古販売なので価格にはバラつきがあります。

SNS上の個人間取引で入手

X等でワード検索で探す。定価+送料で譲渡希望している事が多いです。
知らない人に名前と住所が知られる事になる上安全性は高くないため、利用する時は自己責任でどうぞ。

ボディのサイズを知りたい

ヘッド5cm(触覚や髪飾りは除く)+ボディ(首から下の部分)10cmの全長15cmです。
身長だけ見るとねんどろいどどーるより1cm高い程度ですが、虫虫カフェの手足が太いため並べるとボリューム感にかなり差があります。
重さはヘッド80g、ボディ60g、羽と尻尾5g、全身150g程度です(服は除く)

各パーツごとのサイズはDOLKさんの商品ページにあります。

ドールアイのサイズを知りたい

10~12mmだそうです。
虹彩部分の横幅は7~8mm。

デフォルトの服はどんな感じ?

ランランのデフォルト服がこちら。

ドール本体のクオリティが高い分、服の方でコストを抑えてる印象。
布の質感が触るとつるつるしていて少しぺらっとしています(印刷用の布に服の柄を印刷しているのが原因?)

縫製の方はバスト部分やスカート等はきれいに整っていますがフリルがあまり均等ではなく、襟の左右のラインが揃ってなくて形がカクカクしています(この辺りはドールによって個体差があるようです)

自立する?

足が大きいのでポーズによっては短時間なら自立します。足裏マグネットが付いてないため長時間安定して立たせるにはスタンド必須です。
座らせる時もより掛かる物が後ろに存在しないと後ろに転びます(この辺りは他のヘッドサイズが大きいドールと同じだと思います)

可動範囲はどれぐらい?

可動範囲自体は結構広いけどポーズが維持できる範囲はそんなに広くないです(例えば手や足パーツを持って大きく曲げようとすると曲げられはするけど手を離すと元の位置に戻る)
座り方で言うと椅子に座ったり長坐位には出来ますが体育座りや正座は出来ません。


手足の曲がり方はこの辺りが限界。
個人的には可動範囲が広い訳でもないけど特別ストレスが溜まるほど狭い訳でもない、という印象。

ウィッグは付けられる?

公式ではウィッグ装着用の後頭部パーツがクラウドファンディングの特典の中にあったようです。
ただし現在販売終了していて中古以外で入手不可なため、セリアドール等のパーツを加工して使うか紙粘土で自作している方もいるようです。
サイズは4~5インチでも被せらづらいけど装着可。 6インチが一番被せやすいようです。

虫のモチーフが苦手なんだけど…

羽と尻尾は簡単に付け外しできます。羽はマグネット装着、尻尾は穴にボールジョイントで差し込む方式です。
外すと後ろから小さく丸い磁石2個と穴1個がが見える状態になります。

触角は接着されていて外せません。中には外したオーナーさんもいらっしゃるみたいですが、多分後頭部の上の方に小さい穴が2つ開いた状態になると思います(前からは見えませんが、後ろからだと見えます)
ちなみに頭の髪飾りや結った髪も固定されていて動かしたり外したりできません。この辺りのパーツは外す事を前提に作られていないため外してもデコボコした白い跡が残るようです。

羽と尻尾のパーツを単体で確認したい人はこちらから見れます(ヘッドなし裸状態のボディの写真もあります) 

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