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上田用保管庫

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XP-PENペンタブのローラーのエクスプレスキー設定方法メモ

ローラー … ペンタブの横についているグルグル回せる丸いリングのこと

説明書見ても詳しく書いてなかったので自力で調べました。
「Deco 02」で説明していますが、多分他のローラーが付いた機種も似たようなものだと思います。

1. ドライバーをインストール

公式サイトから最新版のドライバーをDLしインストールする。
(最新版が正常に動かない場合一度アンインストールし古いバージョンのものをインストールのも手)

2. ボタンのエクスプレスキーを設定

XP-PENペンタブ設定>エクスプレスキー>ボタン


どれかのボタンを「機能を切替える」にする。
Deco02の場合デフォルトで一番下の「K6」ボタンがそれに設定されているはず。

(※省略されててわかりづらくなってるけどこれ多分正確には「ローラーの機能を切替える」という意味だと思う)

3. ローラーのエクスプレスキーを設定

XP-PENペンタブ設定>エクスプレスキー>ローラー
「ファンクション設定」に好きな数だけ設定を入れてください。
全項目使う予定ない場合、空いた項目は全部「無効」に設定します(数が少ない方が使いやすいです)

最初は一番上の設定がローラーに適応されていて、切り替えボタンを押すたび1つ下の設定に切り替わります。
一番下の設定に来たときに切り替えボタンを押すと再び一番上の設定に戻ります。

  • 「ローラー」…おそらくマウスのホイールを上下に回した時と同じ動作をする(推測)
  • 「キーボード」…好きなショートカットキーを設定できる。
キーボード設定。
  • Name…自分が後で見た時わかりやすい機能名を入力
  • KL…ローラーを左に回した時の動作
  • KR…ローラーを右に回した時の動作



「 [ 」と「 ] 」を入れローラーを左に回すほどブラシが小さいサイズに、右に回すほど大きいサイズになるよう設定した所。
ショートカットキー(ホットキー)設定はペイントツールによって違うので、各自調べてから設定してみてください。

キャンバス表示の拡大縮小、キャンバス表示の角度変更、ブラシ拡大縮小、ブラシの濃さ変更…辺りを入れると便利かもしれません。

設定が終わったら最後に「適用」ボタンを押してください。(これを押さないと設定した通りに動きません)

4. 動作確認

ペイントツールを起動し、

ローラーを左や右に回す
 ↓
2で設定した「機能を切替える」ボタンを押す
 ↓
ローラーを左や右に回す
 ↓
2で設定した「機能を切替える」ボタンを押す
 ↓

…を繰り返して3で設定したローラーのエクスプレスキーが正常に動くかどうか確認する。

第6世代Apple iPadのお絵描き感について(※書き途中)

結論としては、特に問題なく快適に描けます。
よくproと比較して指摘される液晶の厚みはタブを斜めに傾けないとわからないし、線がひかれるスピードの遅さも全く体感できない。
家電量販店で実際に実物に触ってみて気にならなかった人ならiPadでいいんじゃないかな。

ただし600dpi以上の高解像度でA5やB5の原稿を描こうとするとレイヤー数等に制限があるのでこれだけは注意(メモリが2GBなのが原因。今後4GBの無印iPadが出れば手放しでproじゃなく無印を勧められるんですけどね)
ちなみに350dpiだとそれなりにレイヤー数ある。

買い物

この2つさえあれば絵を描ける(新品5万前後)

  • Apple iPad  第6世代  9.7インチ ( Wi-Fi, 32GB ) … 36,000~39,000円ぐらい
B5ノートと大体同じサイズ(微妙に小さい)十分大きいし描きやすい。
ペンシルに対応しているのは6世代で、5世代以前は対応していないので注意。
自宅かWi-Fiスポットでしか使わないならWi-Fiで十分。
普通の使い方なら32GBで十分(容量でかいゲームアプリでも2GBぐらい)
去年出たものなのでまだ中古価格は高めですね。
Amazonだとたまに三千円ぐらいポイント還元してる時がありました。
  • Apple Pencil 第1世代(MK0C2J/A) … 11,000円ぐらい
旧型なので中古が割と安い。送料込8千円ぐらいのものもある。
LightningアダプタがついてなくてもiPad本体に挿せば充電できるので、ペン本体のみの中古を買っても大丈夫です。
2世代Apple Pencilは6世代iPadに対応していないので注意。

ちなみに普通のスマホ用ペンでも絵は描けますが、筆圧がつかないので均一な濃さと太さの線になります(文字やシンプルな絵を描くだけなら問題なし)

あとは最低限この3つを揃えれば快適に描ける(+3千円前後)

  • iOS用ペイントアプリ…0円~1,200円(※CLIP STUDIOは月額制)
無料アプリも沢山ありますが、やっぱり有料アプリが描きやすい。
1,200円のProcreateがお勧めです。海外製なので日本人が使うと取っ付きづらいかもしれないけど値段の割に高性能。
体験版はありませんが、仮に自分に合わなかったとしても90日以内なら返金できるので安心。
  • ペーパーライクフィルム … 1,500~2,000円ぐらい
デフォルトのままだとツルツルして描きづらい表面が、描きやすくなります。
画質が少し下がるのと摩擦が強くざらざらしているためペン先が擦り減りやすいのと指を滑らせると痛くなりやすいのがデメリット。
ペン先と指に優しいものが良いならざらざら感弱めのケント紙タイプがお勧め。普通にタブレットPCとして指で操作して使える程度には指に優しいです。でもあまり擦りすぎるとちょっとヒリヒリする。
画面に光が反射して見づらい場合「ノングレア」の文字が入っているフィルムにしましょう(大体のペーパーライクは入ってますが)
たまに楽天等でセールやってたりするのでチェックしてみるといいかも。

ペンタブでツルツルの板に描くのに慣れてる私はいらないかなと思ってたけど、試しに付けてみたら気持ち良く描けるようになりましたねやっぱり。画面に部屋の光と自分の顔があまりはっきり映らなくなったのとコンコンというペンの当たる音がマイルドになったのも嬉しい。
  • グリップ … 100~1,500円ぐらい
ないとツルツル滑る。
鉛筆用のグリップが使えるようです。こちらが参考になりました。
Apple Pencilに合うのはどれだ!?鉛筆グリップ大戦争! | レッツトライ!しもしも

クツワ「プニュグリップ」が色んな文具店や100均等で売ってたので買ってみたけど気持ちいいですね。他のも試してみたい。

必要になったら買い足したい

  • ケース
家だけで使ってる分には必要ない。
ただペンやペンキャップを紛失するのは怖いので100均でもいいからペンケースはあったほうがいいかも。

本体とペンをくっつけたい場合こちらが参考になりそう。
6つの収納方法を比較—Apple Pencil収納ケースの正解は…3択! | 8vivid
(二世代ペンだと本体にくっつく仕様になったので悩む必要はなくなったようです)

買う予定ないけど仮に買うならESRのペン収納タイプケース買いそう。色のバリエーションほしい。
  • スタンド
スタンドなくても足に乗せて描けなくもない。でも長時間乗せると重い。
KKaMM ノートパソコンスタンド買ってみたけど倒れやすいし足がきついし自分には合わなかった多分今後使わなそう 普通に絵描けたので合う人にはいいと思う。
  • ペン先

ペーパーライクフィルムだと多分磨り減るので後で買い足すことになると思う。Apple純正品はペン先まで高いですね…。

iPadお絵描き使用感

  • ほんとにノートに描いてる感覚。サクサク描けるのでただ線ひいてるだけで気持ちいい。
  • ペンタブではサイドボタンスポイトを愛用してたのでボタンがないのが残念。でもアプリのボタン使えばなんとかなる。
  • 高性能有料ペイントアプリにもっと選択肢がほしい。クリスタが月額制で高いので実質Procreate一択になっている(その2つすらないAndroidよりマシだけど)

iPadの快適な所

  • サクサク動く
ゲームアプリの大体はサクサクだけど「アイドルマスターシャイニーカラーズ」等この機種だと重いブラウザゲームもあるらしい。
  • バグ・不具合少なめ
  • そこそこ軽い
  • 手触りが良い
  • デフォルトのままだと眩しくて目に痛いけど、目に優しい調整もできる

お絵描きと関係ないiPadの不満点

  • WindowsやAndroidの自由度に慣れてると物足りない
ホーム画面全然いじれないしカスタム自由度がとても低い。ただそのせいで迷う必要がないのは初心者向けなのかもしれない。
  • アプリからテキストコピーができない
  • アプリからダウンロード購入ができない
不便すぎたので買い物はブラウザ上で通販サイト・ダウンロード販売サイトを開いてそこからやるようにしました。
ツイッターもブラウザで動くクライアントを使ってます。
  • デフォルトブラウザをSafariから変更できない。
Safariが使いづらいのでタブブラウザアプリを使ってるんですが、たとえばメールアプリからメールの本文中にあるURLを開こうとするとSafariで開いてしまう。
  • 絵を描いたりゲームをプレイしていると熱くなる

熱いってほどじゃないけどじんわり温かい感じ。熱くなる部分に手を置かないようにして絵を描いてる。
ただこれはiPadに限らずどんなタブレットPCを使っても避けられない事だと思う。

第6世代iPad(32GB)以外の選択肢を考える(予算7万以下)

iPad Pro 10.5インチ(64GB)中古 + Apple Pencil

予算6~7万円ぐらい。
安く第6世代iPadより高性能なものが欲しい人向け。
第6世代iPadがメモリ2GBなのに対しこっちはメモリ4GBなので高解像度の絵も描ける。

中古が信頼できない人は公式サイトで買える認定整備済製品(半中古)がお勧め。いつ入荷されるかわからないしすぐ売り切れるのでスマホでブックマークしてチェックしよう。

Android対応ペンタブレット(板タブ)

予算はAndroidスマホ(タブレットPC)代+3~8千円ぐらい。
対応機種はXP-PenのStarG640SDeco ProやHUIONのH610PROV2など(HUIONは他にもいろんな機種が対応)

単にスマホやタブレットPC持ってるけどPC持ってない人がデジタルイラスト描きたいだけならこれが最安コースだと思う。
ペンタブによってはAndroid化したFire10で動いたという報告もあり、Fire10はアマゾンセール時に買うと安い。
ただAndroidがデジタルイラスト方面にやる気がないのと性能のいい有料ペイントアプリが無いのがネック(アイビスペイントかメディバンペイントで十分なら問題ないが)

Bluetooth対応したらワイヤレス化してタブレットスタンドにタブレットPC設置して寝っ転がって描けそうな気がするけど難しいですかね…。

raytrektab 10インチ

予算7~8万円ぐらい。
Windowsタブなので色んなツールが使えるのが魅力。
iPadと違いマイナーなためあまり情報が出回ってないので、中~上級者向けかもしれない。
これよりスペックが低い8インチ版は4~5万ぐらい(公式販売終了済)

        

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