特殊効果の発色設定とブラシ設定以外基本的にはSAIと同じです。
(関連ページ:SAIで水彩風に見せる工夫)
この4つがあると便利。
自分のブラシ設定はこんな感じ(あまりこだわりのない適当設定なのでそんなに厳密に参考にしなくて大丈夫です)
用紙質感や水彩境界の効果をどういう具合でつけるか選べます。
選び方によって全く違う雰囲気になってしまうので実際に描く前に決めておくのをお勧めします。
初期設定は「標準」。一番癖のない設定なので特にこだわりがなければ初期のままでも良いと思います。
SAI2デフォルトブラシでもうちで配布してる柔鉛筆ブラシでもなんでも。薄めのブラシが相性いいです。
めんどくさい人は↑これをこのまま塗ってみてください(転載等はご自由に)
▼用紙質感
質感:お好みのテクスチャ
強さ:40~80ぐらい(実際描いてみてテクスチャの入り方が強すぎる、または弱すぎると感じたらここを調整)
合成モード:乗算
テクスチャはお好みのものをpapertexに入れ「質感」から選択。
ここではこちらのサイトで配布されている「羊皮紙」を使っています。コントラストが高く使いやすいし水彩塗りに合うのでお勧め。
・SAI用テクスチャ配布するよ - Distortion Destruction Girl
▼特殊効果
効果:水彩境界
幅:4~10ぐらい(実際描いてみて塗りに対する境界線が太すぎる、または細すぎると感じたらここを調整)
強さ:100
合成モード:乗算
今後はこのレイヤーを複製して塗っていきます。
塗り方はお好みで。
小さいブラシを使うとあまり端がギザギザせず、大きなブラシを使うとギザギザ度が増します。
濃淡をつけるように塗ると味が出ます。
どう塗ればいいのかよくわからん場合はリアル水彩絵を参考にするといいかも。
色は後でいくらでも変更できるのでこの段階では仮の色でも良いです。
水彩っぽさが物足りなく感じたら水彩境界や用紙質感の値を強めに調整してみます。
レイヤーの特殊効果の「水彩境界」を15、フォルダの用紙質感の「強さ」を100に設定したところ。
以下の6以降はどれもやってもやらなくてもいい項目です。
やりたい項目だけどうぞ。
塗り用レイヤーの透明度保護をし、濃度を薄くした筆ブラシ等で好きな色をそっと塗って混ぜてみる。
光のあたる明るい部分を黄色やオレンジ系で塗るのが定番。
塗りの端付近を濃い色にするとリアル水彩っぽくなります。
他には「合成モード:オーバーレイ(発光やソフトライト等でも良い)」「下のレイヤーでクリッピング」設定にした新規レイヤーを上に作って色を塗り色を変えていく方法もあります
5と同じ要領で新規レイヤーを1つ作り、合成モードを乗算か陰影にし上に重ねる。
そして葉の陰影部分を塗る。
「水彩境界:幅5 / 強さ100」で描いた塗りを「合成モード:陰影」で上に重ねてみた例。
合成モード乗算と陰影の違い。
光があたるハイライト部分を水彩塗り用消しゴムブラシで削って白抜きにしてみたり。
グラデーション消しゴムブラシでうっすら消してふんわりとさせてみたり。
水彩塗りのギザギザな端の部分をぼかしブラシでぼかして水でにじませたように見せかけてみたり。
(ブラシの詳細は上記の「1.ブラシを準備」参照)
シームレス化されてなくても良いので大きなサイズの画像素材があれば、それを「合成モード:オーバーレイ」で上に重ねる事によりテクスチャ化することもできます。
これで自分好みのテクスチャ使い放題。
・「質感テクスチャ★大きめ白黒」/「すもも@お休み中」の漫画 [pixiv]
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